「御三社」は、天穂日命社・荒神社・稲荷社から成り、國造館の戌亥の方(北西)の神域に御鎮まりされています。
遡りますと、寛文七年(一六六七)出雲大社大遷宮に伴い、國造館が御本殿北側から現在の東側に移られた際に御三社も遷座なされました。
その後の記録では天保年間に造替遷宮、大正・昭和期に修造遷宮を重ね、凡そ三百六十年前の江戸前期のお姿を、時を超えて現在にお伝えしています。
しかしながら、御神座は約二百年近く経過し、老朽化が至る所で進み、御神体の浄安も儘ならぬ所となりました。
そこで、更なるご神威ご発揚を賜るべく、令和四年(二〇二二)に迎える出雲教設立百四十年記念事業として御三社の修繕事業を行ないました。
ご奉賛いただきました皆様方のお蔭をもちましてお宮を新たに築き、令和四年三月三十日に正遷宮を斎行しました。
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●荒神社(こうじんしゃ) <右>
三宝荒神がお祀りされ、山の神・屋敷神・氏神として崇められています。又、皇祖天照大御神も合祀されています。(祭日二月十七日)
●天穂日命社(あめのほひのみことしゃ) <中央>
北島國造家の始祖天穂日命がお祀りされ、その垂訓を立教の本旨としています。(祭日二月十七日)
●稲荷社(いなりしゃ) <左>
宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)がお祀りされ、穀物食物神・商売繁盛の神としてご崇敬頂いております。(祭日二月最初の旧初午の日)
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◆出雲教設立百四十年 祭典について |
一、御三社 正遷座祭 |
日時:令和4年3月30日(水) 午後6時半より
場所:天満宮(御仮殿)・御三社(新社殿) |
一、出雲教設立百四十年奉祝祭 |
日時:令和4年4月10日(日) 午前10時より
場所:御神殿 |
※上記二儀は、新型コロナウイルス感染拡大予防対策の為、神職関係者・奉賛者代表のみで執り行います。
一般の方の参列は御遠慮頂いております。
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◆【終了しました】御三社特別参拝ご案内 |
下記の期間、御三社修繕事業に協賛いただいた方に玉串拝礼をご案内いたします。
期間:令和4年3月31日~5月31日 午前10時~午後3時
場所:御三社
「参拝券」を御三社特別参拝受付所へお示しください。
※奉賛をお済み出ない方でも、百四十年事業に協賛頂けます方はお申し出ください。(一口5,000円)
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◆御三社 地鎮祭を斎行しました(令和3年8月1日)
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御造替工事のに先立ち、去る令和3年8月1日に工事の安全を祈願して地鎮祭を斎行致しました。
完成まで約一年を計画しており、御神体を新たな社殿にお遷しする正遷座祭は令和4年3月30日の予定です。 (御造替工事の間は天満宮を御仮殿として御動座しております)
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◆御三社 御仮殿遷座祭を斎行しました(令和3年4月15日)
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御三社の造替に先立ち、御神体を御仮殿にお遷しする仮殿遷座祭を令和3年4月15日に斎行しました。
(御造替工事の間は天満宮を御仮殿として御動座しております)
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◆奉賛(寄付)を装った詐欺にご注意下さい!
奉賛(寄付)を装ってお宅を訪問し、金銭を要求したと思われる事例が報告されています。
出雲教が電話や訪問などで寄付を求めることはありません。
金銭を要求されても決して支払いをしないようお願いします。
不審な電話があった場合は迷わず切って下さい。
また、出雲教の関係者がお宅を訪問する際は、必ず身分証を携帯しております。
不審に思われたら身分証の提示を求め、また出雲教へご確認ください。
その他、少しでも疑問を感じる事がありましたら出雲教までご連絡・ご相談下さい。
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出雲大社・北島國造館内
宗教法人 出雲教
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