◆境内案内

■摂社・末社



●天神社(てんしんしゃ)

お祀りされている少名毘古那命(すくなひこなのかみ)は大国主命と力を合わせて国つくりをなさった神です。
医療の神、くすりの神、酒造の神、温泉の神、農業の神としても広く知られています。
日本書紀には「病気になったときの治療の仕方を定め、鳥獣や昆虫の災いを祓うためのまじないの方法を定められた神であり、人々は今に至るまでことごとくこの神のおかげを蒙っている」とあり、各地に伝えられている風土記にも登場されています。

毎年8月4日には例祭が斎行されます。
■天神社について くわしくはこちらへ




●御三社(ごさんしゃ)


國造館の乾(いぬい/北西)の方角に古式に則ってお祀りされている境内社です。
中央が國造家の始祖である天穂日命(あめのほひのみこと)をお祀りする天穂日命社、向かって左がお稲荷さんこと宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)をお祀りする稲荷社、右が三宝荒神(さんぽうこうじん)をお祀りする荒神社です。

令和4年に出雲教設立百四十年記念事業としてお社の造替工事を行ないました。


●荒神社(こうじんしゃ) <右>
三宝荒神がお祀りされ、山の神・屋敷神・氏神として崇められています。又、皇祖天照大御神も合祀されています。(祭日:2月17日)

●天穂日命社(あめのほひのみことしゃ) <中央>
北島國造家の始祖天穂日命がお祀りされ、その垂訓を立教の本旨としています。(祭日:2月17日)

●稲荷社(いなりしゃ) <左>
 宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)がお祀りされ、穀物食物神・商売繁盛の神としてご崇敬頂いております。(祭日:旧暦2月の初午の日/旧暦のため毎年日時は変動します)





●天満宮(てんまんぐう)


御祭神は学芸の神・菅原道真公です。
公は國造家の始祖・天穂日命の第十二世・出雲國造氏祖命(うじそのみこと)の第二の御子で、相撲の元祖である野見宿禰(のみのすくね)の血脈を引かれています。

例祭は8月3・4日で、例年出雲市内の書道会員による書と、大社町俳句協会会員による俳句の奉納が行われます。





●山王社(さんのうしゃ)


古くから國造館の鬼門の方角である艮(東北)を鎮護する鎮守社として祀られており、寛文4年(1644)出雲大社寛文の御造営時に、御本殿北側にありました北島國造館が、現在の東側へ移転した際に合わせて、当社地にお鎮まりになりました。

御祭神は方除(方角や方位による災いを除ける)の神である山王宮大神(さんのうぐうのおおかみ)です。

例祭は旧暦の6月15日です(旧暦のため毎年日時は変動します)。



■北島國造館境内


●大門(おおもん)

安政6年(1859)松江藩主松平安定(まつだいらやすさだ)公が武運長久、子孫繁栄、国土安全、如意満足を祈念して奉献されました。
大注連縄は長さ5.5m、中央の太さは約3mあります。


●四脚門(しきゃくもん)


出雲大社の寛文の造替遷宮(1667年)にあたり、それまで本殿の後方にあった北島國造家の屋敷と共に移された門です。
出雲大社神域内では最も古い建造物で、県文化財に指定されています。






■國造邸庭園



●竜虎の庭(りゅうこのにわ)

國造館の庭園は、池の手前右から池の中央に向かって伸びている松を「竜」とし、出島のソテツを「虎」に見立てて「竜虎の庭」と呼ばれています。





●心字池(しんじいけ)


庭園の正面に広がっている池を心字池と呼んでおり、八雲山の麓にあった旧國造館の庭園を移したものと伝えられています。
心字池という名称の由来については、池の形が「心」の字をかたどっているためと言われます。


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●亀の尾の瀧(かめのおのたき)


亀山の巌を落ち心字池に注ぎ込む瀧。
水は能野川の上流から引かれています。
明治の重臣・東久世(ひがしくぜ)伯爵が御参拝の折り、「萬代(よろずよ)を かけずくだけぬいはがねを つたいて落つる 亀の尾の瀧」と詠じられ、以来こう呼ばれるようになりました。


●亀山(かめやま)


國造館の背後にそびえている山。
神苑から眺めるとうずくまっている亀の形に見えることからこのように呼ばれ、古来出雲國名所として歌に詠まれています。





■真名井社家通り


●能野川/吉野川 (よしのがわ)

出雲大社の寛文の造営にあたり、境内への浸水を防ぐために整備された川で、両岸の見事な石垣は建城技術により積み上げられたものと言われています。

●出雲の森(いずものもり)

森は地域の小字(こあざ)名で樹木が茂っているわけではなく、御神木のムクの大樹があるだけです。
障りの多い夏を無事息災に過ごせるように祈る祭りと言われる涼殿祭(真菰の神事)が例年6月1日に斎行されます。

●命主社 (いのちぬしのやしろ)

御祭神の神産巣日命(かみむすびのかみ)は高天原に化成された三柱の神のお一方で、大国主命が八十神(やそがみ)に謀られて身罷られたときに蘇生させ、また、少名毘古那命(すくなひこなのみこと)を我が子と認めて共に国を作り固めるよう命じられた神様です。

●勾玉(まがたま)・銅戈(どうか) 出土地

出雲大社寛文の造営にあたり、境内の拡張整備に必要な石を切り出していたところ、命主社近くの大石下から重要文化財に指定されている勾玉と銅戈や銅剣が発見されました。
付近に石を割るための矢穴があけられた大石が残っています。

●ムクの巨木

命主社の前に樹齢1000年と言われているムクの大樹があります。
高さが約17m、根本周りが約12mもあり、島根県の名樹に指定されています。

●真名井(まない)の清水

出雲大社の神事にも関わる神聖な水として知られ、鎌倉時代の古絵図にも描かれています。
清冽な水が枯れることなく湧き出ており、神水として汲みにくる人が絶えません。
島根の名水百選に選ばれています。



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